令和 2年 9月定例会 令和2年9月
越前市議会定例会(第1号) 令和2年9月1日午前10時、令和2年9月
越前市議会定例会が
越前市議会議場に招集されたので会議を開いた。┌─────────────────────────────────────────
┐│ 告示第120号
││ 令和2年9月
越前市議会定例会を次のとおり招集する。
││ 令和2年8月25日
││ 越前市長 奈 良 俊
幸 ││ 1 日 時 令和2年9月1日午前10時 ││ 2 場 所
越前市議会議場 │└─────────────────────────────────────────
┘ =======================================1
議事日程┌─────────────────────────────────────────
┐│ 令和2年9月
越前市議会定例会議事日程 ││ 令和2年9月1日午前10時
開議 ││ 第 1 号 ││ 第1
会議録署名議員の指名 ││ 第2 会期の決定 ││ 第3 議案第66号から議案第78号まで
││ (提案理由の説明) │└─────────────────────────────────────────
┘ =======================================2 本日の会議に付議した事件 日程第1
会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 議案第66号から議案第78号まで 議案第66号 令和2
年度越前市
一般会計補正予算(第9号) 議案第67号 令和2
年度越前市
介護保険特別会計補正予算(第1号) 議案第68号 令和元
年度越前市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定について 議案第69号 令和元
年度越前市
工業用水道事業会計利益の処分及び決算の認定について 議案第70号 令和元
年度越前市
一般会計歳入歳出決算の認定について 議案第71号 令和元
年度越前市
下水道特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第72号 令和元
年度越前市
産業団地造成特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第73号 令和元
年度越前市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第74号 令和元
年度越前市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第75号 令和元
年度越前市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第76号 越前市
ひとり親家庭等医療費の助成に関する条例の一部改正について 議案第77号 越前市
勤労者児童会館設置及び管理条例の廃止について 議案第78号 市道路線の認定及び変更について =======================================3 出席議員(22人) 1 番 中 西 昭 雄 君 2 番 砂 田 竜 一 君 3 番 清 水 一 徳 君 4 番 桶 谷 耕 一 君 5 番 近 藤 光 広 君 6 番 橋 本 弥登志 君 7 番 小 玉 俊 一 君 8 番 吉 村 美 幸 君 9 番 加 藤 吉 則 君 10番 大久保 健 一 君 11番 吉 田 啓 三 君 12番 川 崎 俊 之 君 13番 題 佛 臣 一 君 14番 安 立 里 美 君 15番 大久保 惠 子 君 16番 川 崎 悟 司 君 17番 城 戸 茂 夫 君 18番 小 形 善 信 君 19番 前 田 一 博 君 20番 前 田 修 治 君 21番 片 粕 正二郎 君 22番 三田村 輝 士 君 ───────────────────────────────────────4
議会事務局の職員
事務局長 中 村 恵 司 次長 出 口 美香代 副課長 川 崎 敦 子 主査 南 谷 弘 幸 ───────────────────────────────────────5 説明のための出席者 市長 奈 良 俊 幸 君 副市長 河 瀬 信 宏 君
企画部長 大 蔵 稔 雄 君 総務部長 小 森 誠 司 君
市民福祉部長 川 崎 規 生 君
産業環境部長 小 泉 陽 一 君
建設部長 藤 原 義 浩 君
今立総合支所長 渡 辺 亜由美 君
企画部部長 奥 山 茂 夫 君
企画部部長 宮 田 尚 喜 君
総務部理事・
産業環境部理事 市民福祉部理事 山 崎 智 子 君 蒲 久美子 君
市民福祉部理事・
教育委員会事務局理事 産業環境部理事 西 野 孝 信 君 出 口 茂 美 君
建設部理事 児 玉 豊 治 君
建設部理事・
産業環境部理事 平 野 賢 治 君
建設部理事 三田村 憲 男 君
会計管理者 西 川 一 栄 君
教育委員会 教育長 中 島 和 則 君
事務局長 西 野 吉 幸 君 理事 橋 本 美 帆 君
監査委員 代表監査委員 塚 崎 正 巳 君6 議 事 開会 午前10時01分
○議長(三田村輝士君) おはようございます。 ただいまから令和2年9月
越前市議会定例会を開会いたします。 ================ 開議 午前10時01分
○議長(三田村輝士君) これより本日の会議を開きます。 次に、
地方自治法第121条の規定による説明のための出席者は奈良市長、河瀬副市長、
大蔵企画部長、
小森総務部長、
川崎市民福祉部長、
小泉産業環境部長、
藤原建設部長、
渡辺今立総合支所長、
奥山企画部理事、
宮田企画部理事、
蒲総務部理事兼
産業環境部理事、
山崎市民福祉部理事、
出口市民福祉部理事兼
教育委員会事務局理事、
西野産業環境部理事、
児玉建設部理事、
平野建設部理事兼
産業環境部理事、三田村
建設部理事、
西川会計管理者、
教育委員会中島教育長、
西野教育委員会事務局長、
橋本教育委員会事務局理事、
監査委員から
塚崎代表監査委員、以上であります。 次に、令和2年6月定例会以降に開催されました議長会そのほかの諸会議等の概要につきましては、お手元に配付してあります諸
会議等報告書のとおりであります。 なお、これら関係書類につきましては事務局に保管してありますので、御覧願います。 次に、令和2年6月
越前市議会定例会で可決されました
新型コロナウイルス感染症対策に関する意見書につきましては、
関係行政庁に送付してありますので、御報告しておきます。 次に、
監査委員から送付されました
例月現金出納検査、定期監査、随時監査及び
財政援助団体等の監査の結果報告につきましてはお手元に配付してありますので、御覧願います。 次に、市長から報告第11号令和元
年度越前市
一般会計継続費精算報告について、報告第12号令和元
年度越前市決算に係る
健全化判断比率等について、報告第13
号専決処分の報告についての以上3件の報告が提出されており、お手元に配付してありますので、御覧願います。 次に、
今期定例会におきまして、本日までに1件の請願を受理しておりますので、お手元に印刷して配付してあります
請願文書表のとおり
議会運営委員会に付託をいたします。 ================
△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(三田村輝士君) 本日の日程に入ります。 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において
大久保惠子君、川崎悟司君、城戸茂夫君を指名いたします。 ================
△日程第2 会期の決定
○議長(三田村輝士君) 日程第2会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。
今期定例会の会期につきましては、去る8月25日の
議会運営委員会において協議いたしました結果、本日から9月23日までの23日間といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 異議なしと認めます。 よって、
今期定例会の会期につきましては本日から9月23日までの23日間と決定をいたしました。 なお、
今期定例会の運営につきましては、お手元に配付しました会期日程により進めたいと思いますので、
議員各位の御協力をお願いをいたします。 ================
△日程第3 議案第66号から議案第78号まで
○議長(三田村輝士君) 日程第3議案第66号令和2
年度越前市
一般会計補正予算第9号から議案第78
号市道路線の認定及び変更についてまでの13案を一括して議題といたします。 本13案に関し、理事者の説明を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 奈良市長。
◎市長(奈良俊幸君) 〔登壇〕 本日ここに令和2年9月
越前市議会定例会が開会され、提案いたしました9月
補正予算案をはじめ各種案件の御審議をいただくに当たり、当面する市政の重要課題について御説明を申し上げ、
議員各位並びに市民の皆様の御理解を賜りたいと存じます。 さて、
新型コロナウイルス感染症については、4月23日以降は本市で感染者が報告されていませんでしたが、7月31日以降に新たな感染者が7人確認をされ、8月31日までに計25人の感染が報告されています。市では、2月18日に
市新型インフルエンザ等対策本部を設置し、これまでに45回の
本部会議を開催して全庁を挙げて取組を実施しています。 8月5日には、
市広報紙8月号の配布に併せて
感染防止対策を徹底する、他県との往来は注意して行動する、
感染リスクの高い3密を避ける、
感染防止対策の店舗等を利用する、
接触確認アプリCOCOAを導入する、人権・
個人情報保護を徹底する、の6項目から成る市民の皆様への緊急要請を市内各戸に配布をしました。 引き続き市民の命と健康を守ることを第一に、
新型コロナウイルス感染症に対する対策を進めてまいります。 次に、
北陸新幹線については、県内4駅の中で唯一仮称となっている南越駅に関して
北陸新幹線新駅駅名候補選定委員会を設置し、5月15日に第1回委員会を開催して近隣市町の駅名に対する意見紹介や
駅名候補の選定方針の決定、市内外からの1か月間の意見募集など丁寧な手続を経て、7月21日の第3回
委員会終了後に6つの
駅名候補の答申をいただきました。これを受け、市は8月11日に
西日本旅客鉄道株式会社金沢支社に要望書を提出したところであり、来年春に
西日本旅客鉄道株式会社が駅名を決定する予定です。 新幹線の本体工事については、市内工区において土木工事が終盤に差しかかり、秋頃からは本格的な
駅舎建設工事に着手すると鉄道・運輸機構から聞いています。 (仮称)南越駅周辺の
まちづくりについては、昨年度末に策定をした南越駅
周辺まちづくり計画の理念であるフォレストシティ&越前市
版スマートシティの実現に向け、都市計画、景観、環境の専門家による南越駅
周辺整備開発ルール等検討委員会を設置し、7月21日と8月18日に委員会を開催したところであり、
開発ルールや
開発プログラムを本年度末に策定をしてまいります。 (仮称)南越駅に併設をされる道の駅の整備については、
運営事業者との協議により施設内の
飲食物販テナントの数や
観光案内所の機能を拡充するためにレイアウトを変更することとし、整備に係る2か年の継続費の増額を9月
補正予算案に計上いたしました。 なお、道の駅の名称については、来年春に決定をする新幹線の駅名に合わせることとし、
新幹線駅名とともに県内外に強くアピールをしてまいります。 次に、本庁舎の建設については、1月に着手した旧庁舎と別館の解体工事が6月に完了し、引き続き庁舎前ひろばの整備工事を進めています。ひろばには、イベント時や災害時に利用可能な
給排水設備や
電気設備等を整備し、来年春の
グランドオープンに向け、県の
シンボルロード整備事業と一体的に整備を進めています。 また、分庁舎跡地については、
武生公会堂記念館など
中心市街地の
利便性向上を図るため、来年春までに駐車場を整備してまいります。 次に、
コウノトリが舞う
里づくりについては、安養寺町の
人工巣塔で4月にふ化をした4羽の
コウノトリが6月21日、27日、7月5日に田んぼに降り立ち、巣立ちました。 本市では、平成21年4月に市食と農の創造条例を施行して
環境調和型農業に力を注ぐとともに、平成22年度に
市コウノトリが舞う
里づくり構想を策定して取組を進めた結果、平成22年から11年連続して
コウノトリの飛来が続き、平成29年からは4年連続して
野外コウノトリが産卵を行い、昨年はひなが誕生し、ついに本年は巣立ちが実現しました。 昨年誕生したひなは、間もなく亡くなってしまったため、巣立ちが実現したことを大変うれしく思い、地元住民や農協、県をはじめ御協力いただいた皆様に感謝を申し上げます。 今後も市の鳥である
コウノトリの自然繁殖と定着に向け、
コウノトリが舞う
里づくりを推進してまいります。 次に、本市が抱える
各種事業の早期実現を目指すため、
市議会議長と
地元選出県議会議員の同席のもと、令和3年度に向けた国、県への
重要要望書を8月21日に杉本知事に提出し支援を強く要請しました。今回の重要要望は、重点事項が12項目、重要事項が17項目の計29項目で、
新型コロナウイルス感染症対策についてなどを新規要望として加えました。 次に、人口減少への対応については、
市総合戦略に基づく取組を推進した結果、8月1日時点の本市の人口は8万2,507人となり、昨年11月以降は増加傾向にあります。その要因として、
外国人市民が昨年10月以降増加を続け、8月1日時点で4,841人となり、市人口の5.9%を占めています。 次に、
市総合計画に掲げる政策施策の達成度について、市民の視点に立った評価を行い、その結果を
市総合計画の効果的かつ効率的な推進に反映をするため、本年度も
市総合計画等達成度評価委員会による評価を実施しました。内部評価の結果を基に、
まちづくりの5本の柱と地方分権に対応した
行財政運営の6項目に関する政策、施策について、その成果を中心に評価、検証をいただき、6月8日に同委員会から報告を受けました。評価はA、B、C、Dの4段階で行われ、5項目がA評価、1項目がB評価という高い評価をいただきました。 今後も引き続き
市総合計画の着実な推進を図り、元気な
自立都市越前の創造を目指してまいります。 次に、
経済雇用情勢については、内閣府が8月17日に発表した4月から6月期の国内総
生産GDPの速報値は物価変動の影響を除いた実質で前期比7.8%の減、年率換算で27.8%の減と大幅な落ち込みとなり、3
四半期連続の
マイナス成長となりました。 また、雇用情勢については、7月31日に
福井労働局が発表した7月の
武生公共職業安定所管内の
有効求人倍率は1.11倍と、前月から0.20ポイント下降し、注意を要する状況にあります。今後も関係機関と連携しながら、
経済雇用対策の推進を図ってまいります。 それでは、順次
まちづくりの5本の柱に沿って主な取組を御説明いたします。 まず最初に、1つ目の柱である元気な
産業づくりについて申し上げます。
新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を受けた
市内中小事業者等を支援するため、7月19日に販売開始をした
市コロナに負けない
地域応援商品券については、発行した3万冊を完売したところであり、
市コロナに負けない
事業所等応援事業や
市新型コロナ対策取組宣言制度と連携し、地域経済の回復に努めてまいります。 伝統産業の振興については、8月28日に新しい共同工房が完成をしたタケフナイフビレッジを
メイン会場に、和紙の里、刃物の里、タンス町通りと連携して8月29日、30日にECHIZEN千年
未来工藝祭2020を開催しました。つながるをキーワードに作り手と使い手、産地と産地、工藝と未来をつなげるため、ストアや作り手、産地の魅力を伝えるオンラインでの動画配信と各産地のリアルな催しを融合した形で実施をしました。 まちなかの商業振興については、
センチュリープラザ内に6月にフィットネスジム、7月に
企業診断事務所が、市役所前の通りには7月に
ダイニングバーがオープンをするなど、昨年に続き多様な店舗の出店が進んでいます。
武生中央公園内の
大型遊具については、設置後30年から40年以上が経過し老朽化が著しいため、
大型遊具の在り方について検討を行ってまいりました。その結果、
大型遊具の一部更新による
コウノトリ広場の整備が最も効果的と判断し、
県補助事業を活用して来年度の第70回たけふ菊人形に向けた整備を行うため、第1期事業として令和3年度までの2か年の継続費に係る所要額を9月
補正予算案に計上いたしました。 なお、
武生中央公園内で7月に残念な事故が発生したことは、深い悲しみであり、御遺族の皆様に謹んで哀悼の誠をささげる次第です。市では引き続き
武生中央公園の安全管理に努めてまいります。 2020たけふ菊人形については、
新型コロナウイルス感染症の影響により
事業規模を縮小して10月9日から11月8日まで開催をします。菊花や菊人形を展示するほか、土日祝日には
大型遊具の運行や
OSK日本歌劇団による催しなどを実施する予定です。 開催に当たっては、
実行委員会が
新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインを策定し、来場者の安全確保に努めてまいります。 観光の振興については、国や県が実施をする
観光需要喚起策に合わせ、
バスツアーの助成や市内施設が割引利用できる
クーポン券の発行等を行う
観光誘客促進事業が好評のため、9月
補正予算案に所要額を計上いたしました。 紫式部と
国府資料館については、来年春のオープンに向け工事及び
展示委託業務を進めており、多くの方に親しみを持ってもらえる愛称を専門家の御協力を得て決定してまいります。
地方創生推進交付金を活用した
インバウンド事業については、
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、本年度の事業実施に優先順位を付け慎重に取組を進めているところであり、
事業変更や繰越しも視野に入れ、国や県と協議を行っています。
鳥獣害対策については、36集落に対して延長26.8キロメートル分の
ワイヤーメッシュや電気柵等の防護資材を現物支給するとともに、近年生息域が拡大をしている
ニホンジカの対策として、9集落で延長4.3キロメートルの
鹿用防護柵の設置を予定しています。 4月から8月20日までのイノシシの捕獲実績については、イノシシが41頭で昨年同期と比べて210頭の減、
ニホンジカは126頭で17頭の増となっています。 次に、2つ目の柱である元気な人づくりについて申し上げます。 高齢者の
総合相談窓口として介護・医療・保健・福祉などの様々な側面から包括的な支援を行う
地域包括支援センターについては、近年の急速な高齢化の進展を背景とした
独り暮らし高齢者の増加等により、担う業務の質と量が大きく変化をしており、
地域共生社会の実現に向けた連携拠点として地域により根差した専門性の高い支援を行うことができるよう、従来の
地域包括支援センター、
サブセンターを機能強化し、来年度から6か所の
日常生活圏域ごとに
地域包括支援センターを設置します。そこで、
地域包括支援センター事業の
債務負担行為に係る所要額を9月
補正予算案に計上いたしました。 就学前教育・保育については、市子ども・
子育て支援計画第2次等に基づき、6月29日の第1回子ども・
子育て会議において
公立認定こども園の在り方、整備方針についてを諮問し、8月7日の第2回会議で
公立認定こども園の役割を確認いただいたところです。
健康づくりの推進については、
新型コロナウイルス感染症の
重症化リスクが特に高齢者や基礎疾患のある方に高いことが報告をされており、
生活習慣病の早期発見につながる健康診査が有効であるため、これまで以上に受診率の向上に取り組んでまいります。 学校教育については、
夏休み期間の短縮による暑さ対策として、6月
補正予算に計上した
スポットクーラーやサーキュレーター、
ミスト扇風機などを小・中学校に整備したところであり、
感染症対策をさらに徹底し子供たちの
学校教育活動を支援するため、必要な備品等の購入に係る所要額を9月
補正予算案に計上いたしました。 文化の振興については、
武生公会堂記念館で9月27日まで特別展、
御堂陽願寺の名宝を開催しており、陽願寺の寺宝を通して本市の歴史をひもとく展示を行っています。 また、紫式部・
源氏物語関連展示として、10月9日から12月6日まで企画展「すがたを変える
源氏物語-時世に移ろわぬ千年のかがやき-」を開催する予定です。
武生中央公園水泳場の再整備については、8月5日に
公募設置等計画に関する
選定委員会を開催し、
特定公園施設として
屋内水泳場、駐車場、
公募対象公園施設として
屋内遊戯場、
スポーツジム、
コンテナショップ、
賑わい広場、園内電車を提案した
カワイ株式会社を代表企業とする
TCP共同事業体を選定したところであり、9月下旬に基本協定を締結し設計協議を進めてまいります。 次に、3つ目の柱である快適で住みよい
まちづくりについて申し上げます。 地域住民の生活や経済を支える公共交通については、
新型コロナウイルス感染症の影響により福武線や路線バスの利用者が大幅に減少しているため、県や沿線市町と連携し、緊急支援に係る所要額を9月
補正予算案に計上いたしました。 旧
丹南広域農道については、4月1日より上太田第2交差点から
塚原交差点までの4,730メートル区間を国道365号に振り替え、県の管理路線となりました。 同路線の4
車線化事業については、第1期工事として片屋町の
片屋交差点から岡本町の
大虫農免道路交差点までの2,730メートル区間の整備を県と市が分担し、市は
片屋交差点から上太田第2交差点までの1,370メートルの市道区間を整備してまいります。 平成30年度の1人当たりの
家庭系ごみ排出量については、本市が県内9市で最小となり、平成19年度から12年連続で1位を維持しています。
南越清掃組合が南越前町上野に建設中の新
ごみ処理施設については、煙突工事や
プラント機器の設置がほぼ完了し、来年1月の稼働に向け、機器の調整を進めているところです。 新
ごみ処理施設に伴うごみの出し方の変更については、各町内を対象とする説明会を7月から実施しており、11月には
市広報紙に特集記事の掲載と
ごみ分別変更チラシの配布を行うとともに、12月には
丹南ケーブルテレビによる情報番組の放映やごみ分別の新ポスターの配布を行い、さらに周知をしてまいります。
コウノトリが舞う
里づくりについては、4月中旬に安養寺町の
人工巣塔で誕生した4羽の
コウノトリが全て巣立ちをしたため、県や
地域活動団体等と7月19日に
コウノトリ巣立ち記念報告会を開くとともに、8月23日には2020
コウノトリが舞う
里づくり大作戦を開催しました。大作戦では、先進地である兵庫県豊岡市をはじめ、栃木県小山市、千葉県野田市の市長と意見交換を行う自治体かいぎや、各市の地域団体による取組発表などをウェブ上で行いました。 次に、4つ目の柱である安全で安心な
まちづくりについて申し上げます。 交通安全対策については、母親の立場から交通事故防止等に取り組んでこられた市交通安全母の会が、7月31日に令和2年安全功労者内閣総理大臣表彰において、交通安全関係の部で表彰を受けました。市としても名誉なことであり、加藤会長をはじめ母の会の皆様に心からお祝い申し上げます。 防災対策については、新庁舎において初の市災害対策本部運営訓練を6月26日に実施をしました。 また、
新型コロナウイルス感染症対策に留意をした広域避難場所への避難者の受入れについては、市避難場所開設運営マニュアルに基づき、7月20日、21日に地区担当班の職員を対象に避難場所のレイアウトや受付要領の確認、段ボールパーティションの設置等の訓練を実施しました。 さらに、8月24日には市防災会議を開催し、広域避難場所における
新型コロナウイルス感染症対策や市洪水ハザードマップの改定等について委員から御意見をいただいたところであり、11月に開催予定の市防災会議において、市地域防災計画に反映をしてまいります。 市斎場及び霊園については、業務委託契約が本年度末をもって終了します。そこで、両施設の管理運営の委託先を選定するプロポーザルを本年度中に実施するため、
債務負担行為に係る所要額を9月
補正予算案に計上いたしました。 次に、5つ目の柱である市民が主役の
まちづくりについて申し上げます。 市制施行15周年記念式典については、市生涯学習センターeホールにおいて10月1日に開催し、市政功労者等の表彰を行います。 人権尊重の取組については、
新型コロナウイルス感染症に関する人権への配慮及びデマへの注意について、市ホームページや
市広報紙等に掲出をするなど市民に理解と協力を要請しています。 5年ごとに行われる国勢調査については、9月から調査員が市内各戸を訪問して調査書類を配布します。
新型コロナウイルス感染症対策として、インターホンやドア越しなど非接触による調査活動に努めるほか、スマートフォンやパソコンによるオンライン回答や郵送による回答を推奨してまいります。 次に、地方分権に対応した
行財政運営について申し上げます。 行財政の構造改革については、昨年度改定した市行財政構造改革プログラムVのもと、新実行計画を策定して推進を図っており、同プログラムに基づく遊休資産の処分と有効活用の一環として、旧今立総合支所の南側の今立消防分署跡地の年内売却を目指しています。 また、武生郵便局南側の市有地売却については、
新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、企業の投資意欲を見極めた上で年内に再公募を実施してまいります。 各種証明書等の受付交付窓口については、来庁者の密集回避及び職員の分散配置を行い、
新型コロナウイルス感染症の感染拡大時にも窓口業務を安定的に継続するため、所要額を9月
補正予算案に計上いたしました。 以上、当面する市政の重要課題への対応について、その取組の一端を述べさせていただきました。今後も現地現場主義をモットーに、市民と協働の
まちづくりを職員と一丸となって推進し、元気な
自立都市越前を築いてまいります。何とぞ
議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。 なお、議案第66号から議案第78号までの提案理由については、関係部長より御説明申し上げます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
大蔵企画部長。
◎
企画部長(大蔵稔雄君) 〔登壇〕 それでは、今回提案いたしました議案第66号及び議案第67号の
補正予算案の概要につきまして御説明申し上げます。 まず、議案第66号
一般会計補正予算第9号につきましては、
武生中央公園の魅力向上を図る観光施設管理事業や南越駅周辺
まちづくり事業をはじめ、新型コロナウイルス対策関連費として、公共交通
感染症対策事業や児童相談事業などに必要額を計上するとともに、財政基盤をさらに強化するため財政調整基金事業に基金積立金を計上し、補正額を6億8,580万1,000円とし、補正後の予算総額を456億913万円にいたそうとするものであります。 歳出予算の主な内容でありますが、総務費では財政調整基金事業に5億2,007万円を計上したほか、新型コロナウイルス対策費として公共交通
感染症対策事業や児童相談事業などに所要額を計上し、補正額を6億1,963万9,000円といたしました。 民生費では子育て一時支援事業や地域児童育成活動支援事業などに2,650万2,000円を計上し、農林水産業費では市営土地改良事業や市営林道整備事業に1,700万円を計上いたしました。 商工費では創造・チャレンジする風土づくり事業や観光施設管理事業などに2,375万円を計上するとともに、企業誘致事業やたけふ菊人形事業に
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充当し、財源組替えをいたしました。 土木費では南越駅周辺
まちづくり事業などに2,054万5,000円を計上いたしました。 消防費では南越消防組合分担金の減額等により2,163万5,000円を減額し、教育費では教育情報化推進事業に
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充当し、財源組替えをいたしました。 これらの財源といたしましては国庫支出金6億651万5,000円、県支出金1,546万2,000円、寄附金250万円、繰越金7億2,850万1,000円などを計上いたしました。 引き続き、特別会計
補正予算案の主な内容につきまして御説明申し上げます。 議案第67号
介護保険特別会計補正予算第1号につきましては、一般介護予防事業や予備費に6,167万円を計上し、補正後の予算総額を78億4,560万円とし、その財源として国庫支出金や繰越金などを計上いたしました。 以上、
補正予算案の概要について御説明申し上げました。よろしく御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
小森総務部長。
◎総務部長(小森誠司君) 〔登壇〕 それでは、議案第68号から議案第75号までの8案につきまして提案理由を御説明申し上げます。 令和元
年度越前市水道事業会計及び工業用水道事業会計の利益の処分及び決算の認定並びに一般会計及び各特別会計決算の認定につきまして、
監査委員の意見書を添えて提出いたしましたので、その概要を御説明申し上げます。 初めに、公営企業会計2会計につきまして御説明いたします。 まず、水道事業会計につきましては、収益的収入及び支出で事業収益21億8,563万1,572円、事業費用18億3,957万245円などで2億9,804万9,002円の利益となり、当年度未処分利益剰余金は5億1,804万9,002円となりました。この未処分利益剰余金は建設改良積立金に2億6,824万9,002円、利益積立金に2,980万円を積立て、資本金に2億2,000万円を組み入れようとするものであります。 また、資本的収入及び支出で資本的収入1億8,450万5,948円、資本的支出9億4,135万4,036円であり、差引き不足額の7億5,684万8,088円につきましては当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額3,513万5,474円、建設改良積立金取崩し額2億2,000万円、過年度分損益勘定留保資金5億171万2,614円で補填いたしました。 次に、工業用水道事業会計につきましては、収益的収入及び支出で事業収益7,539万7,676円、事業費用6,722万730円などで479万2,717円の利益となり、当年度未処分利益剰余金は479万2,717円となりました。この未処分利益剰余金は、建設改良積立金に積み立てようとするものであります。 また、資本的収入及び支出で資本的収入2億1,947万3,754円、資本的支出1億4,002万8,945円であります。 続きまして、公営企業会計以外の6会計につきまして御説明申し上げます。 令和元年度の一般会計と特別会計を合わせました決算総額は歳入が590億3,390万7,409円、歳出が580億9,624万662円となり、下水道特別会計を除く各会計は形式収支、実質収支ともに黒字の決算となりましたが、下水道特別会計、公共下水道勘定は赤字の決算となりました。 まず、一般会計から御説明申し上げますと、歳入歳出予算現額405億9,289万8,726円に対し、歳入決算額は394億5,646万2,402円で収入率97.20%、歳出決算額は383億3,168万2,503円で、執行率94.43%となり、歳入歳出差引きの形式収支は11億2,477万9,899円となりました。このうち継続費、繰越明許費、事故繰越等の翌年度に繰り越すべき財源を差し引いた実質収支額は10億4,013万9,899円の黒字の決算となりました。 歳出決算額の性質別経費比率について申し上げますと、人件費、扶助費及び公債費の義務的経費は154億11万6,000円で40.18%、普通建設事業費等の投資的経費は76億2,915万4,000円で19.90%、物件費、補助費等のその他の経費は153億241万3,000円で39.92%となっております。 次に、普通建設事業費の主な内容について申し上げますと、総務費では本庁舎建設事業、市民交流センター整備事業、防災行政無線管理事業等に44億6,669万8,000円であります。 民生費では民間保育園施設整備事業等に5億7,036万2,000円、衛生費では浄化槽設置整備事業等に8,861万8,000円であります。 農林水産業費では農業生産総合対策条件整備事業、県営土地改良事業等に4億1,839万1,000円、商工費では企業誘致事業等に2億9,629万7,000円であります。 土木費では道路整備事業、道路維持改修事業、
北陸新幹線南越駅周辺整備事業等に10億6,219万5,000円であります。 教育費では学校等施設営繕事業、スポーツ施設管理運営事業等で6億950万3,000円であります。 これに対します歳入決算額につきましては、市税及び地方交付税等の一般財源の総額は245億2,069万2,000円で、歳入総額に対する比率は62.15%、また各事業施行に伴う特定財源は149億3,577万円で、歳入総額に対する比率は37.85%となっております。 続きまして、各特別会計決算について申し上げます。 まず、下水道特別会計については、4月1日から地方公営企業法が適用となったことから、3月31日をもって打切決算となり、公共下水道勘定においては歳入決算額が29億4,109万2,635円、歳出決算額が32億5,320万5,852円で、歳入歳出差引き歳入不足額3億1,211万3,217円を地方公営企業法が適用となった下水道事業の特別会計へ引き継ぎました。 また、戸別公共浄化槽勘定においては歳入決算額、歳出決算額ともに4,258万4,823円であります。 なお、農林業集落排水勘定においても歳入決算額、歳出決算額とも1億5,978万6,771円であります。 産業団地造成特別会計につきましては、歳入決算額、歳出決算額ともに5,858万3,043円で、当年度をもって廃止となりました。 国民健康保険特別会計につきましては、まず事業勘定においては歳入決算額が76億5,773万5,541円、歳出決算額が75億9,410万1,277円で、歳入歳出差引き残額6,363万4,264円を翌年度へ繰越しいたしました。 また、診療所勘定においては歳入決算額、歳出決算額ともに410万274円であります。 介護保険特別会計につきましては、歳入決算額が77億1,745万9,517円、歳出決算額が76億5,610万4,266円で、歳入歳出差引き残額6,135万5,251円を翌年度へ繰越しをいたしました。 最後に、後期高齢者医療特別会計につきましては、歳入決算額が9億9,610万2,403円、歳出決算額が9億9,609万1,853円で、歳入歳出差引き残額1万550円を翌年度へ繰越しをいたしました。 以上、各会計にわたり決算の概要を申し述べましたが、よろしく御審議の上、公営企業会計2会計の利益の処分につきまして妥当な御決議を賜りますとともに、各会計について認定を賜りますようお願い申し上げます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) 〔登壇〕 続きまして、議案第76号越前市
ひとり親家庭等医療費の助成に関する条例の一部改正について提案理由を御説明申し上げます。 本案は、一人暮らしの寡婦が福井県の
ひとり親家庭等医療費助成事業の助成対象外となることに伴い、本市においても一人暮らしの寡婦を医療費助成の対象外とするため、越前市
ひとり親家庭等医療費の助成に関する条例の一部を改正いたそうとするものでございます。 なお、附則において施行期日等を規定いたしております。 以上、よろしく御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
小泉産業環境部長。
◎
産業環境部長(小泉陽一君) 〔登壇〕 続きまして、議案第77号越前市
勤労者児童会館設置及び管理条例の廃止について提案理由を御説明申し上げます。 本案は、労働者福祉施設である越前市行松会館の地元への譲渡に向け、越前市
勤労者児童会館設置及び管理条例を廃止いたそうとするものであります。 なお、この条例は令和3年4月1日から施行いたそうとするものであります。 以上、よろしく御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。(「議長」と呼ぶ者あり)